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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No
5
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3月になった。
「暖かくなると良いね。お雛様も寒いと困るから。」
「お姉ちゃん卒業式だし。」
たわいない会話も季節にふさわしく親子連れが歩いている。
上川沿いの土手の上から見えるコハクチョウの群れは
もうすでにその数のピークを過ぎているそうだ。
毎日北へ北へと家族ごとに順番で旅立って行くのだろう。
ここから諏訪湖あたりへの往復で羽を鍛えたのだときく。
“来年もまたおいでよ”
朝の空は澄んで青いが、晴れても午後の山は霞む日が多くなった。
“この空を飛んで、シベリアあたりまでいくのかなー”
それぞれに春のしるしをつけて、時は移り来る。
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雪解けの山は灰色まだら。雑木林ばかりでなくこの辺りの山には落葉松
の林が多いが、落葉松など冬には葉を落としてしまう。
常緑で生えているのは松、杉、そして檜、サワラである。杉の類は信州では
木曾の檜が有名である。この辺りでも神社の境内には大きな杉の木はよくある
が、それと同じぐらい見られるのがサワラである。サワラの艶のある緑は良い。
サワラは一見檜とそっくりで見分けがつかない。両方とも杉のような逞しさより、
スマートな印象の木だと思う。全体のイメージや葉の感触がエレガントである。
サワラと檜が区別できない人は、余所から来た人である。
見分けは難しくはない。
葉に触って良く見ると、サワラはうろこ状の先がとがっている。
檜は丸く玉のようになっているのだから。
山はだの黒く映る所はこれらの木が立っている所と見てよい。反対に芽吹き
を見られる場所や、紅葉の優れるのは今灰色の場所である。いずれ風次郎は
落葉松の芽吹きや黄葉を御紹介しようと思う。
(風次郎)
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