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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No 33

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2003年9月13日

   風次郎
  fuujiro@geocities.co.jp
秋(2)
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 9月になって、本当に夏がよみがえったように暑い日がつづく。今週の水、
木曜日など夜まで真夏のようで、富士見高地(標高950m)でさえ戸を開け
て寝るしまつだった。
 “残暑”と言うには違和感がある。暑い夏がなかったのだから。
 
 シロウトには今年の畑は難しすぎた。風次郎の畑では、7月の一番太陽が欲
しい頃雨台風でモロコシ、ナス、キューリの成長期をやられた。台風の後の手
当てはそれなりに施したのだが、そのあとも続いた雨で、じゃがいもは畑の土
の中で目を出しそうになってしまい、お盆に芋掘りを楽しみにしていた孫たち
を待たずして掘らなければならなかった。
 長雨、気温の低い不順な天候は涼しすぎるお盆がおわるまで続いた。そして
また夏にあと戻りしている。
 もう畑の後始末をと思い始め、地元の友人と農業は難しい云々の話をしたら、
ある早朝小学校の同級生だった専業農家のB・TからあTELがあった。
「もう、モロコシもナスも終わるから、採りにこないか!」
 早速急行。
 なんと我が畑のものの倍も背丈のあるモロコシの木からガリッガリッと素晴
らしい収穫物を、ナスの実だって立派なつやつやした、その辺のスーパーに出
ているなんてやつを凌駕する絶品を頂戴した。
「プロはすげーや!」こっちも絶叫したい感じ。
 農産物のありがたみをじっくり味わう夏でもあった。
 そんなものを簡単にもらうと、一方では自分で苦労して作るのが億劫になり
そうだ。しかし、自分で作ったものにはまた違った「情も伴う美味もある」と、
慰める。来年もやるに違いない。

 曙が5時を過ぎてくると、夕暮れは早まり、秋の足は速い。
 自分の畑の整理をはじめた。キューリの棚をはずし、芋畑を均していく、長
くなってしまった雑草を抜くと逃げ出すコウロギやミミズがもがく。
 15夜の月がちょうど相応しい雲とまぎれて昇っている。
                      
                       (風次郎)
                    
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