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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No 28

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2003年8月9日

   風次郎
  fuujiro@geocities.co.jp

   夏
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 八ヶ岳の峰から降りてきた風と、
 西山から降りてきた風が
 高原をすっかり冷気でうずめ、霧が流れて行く。
 
 朝は、
 その霧が去ってから、ときにはその霧の中から、
 すうっと突っ込んでくるような陽の光で明けてゆく。

 畑へ通う長靴を履いたおばさんも、
 ステテコ姿で道路脇の庭木を眺めるおじさんも、
 この時を楽しむかのように、ゆったりとして、
 「年寄りは寝てられねーでな、はっはっはっ‐‐」

 新聞配達の若者が足早に通り過ぎ、
 農協に花の出荷をいそぐ車の爆音が、今日の活動を促すように。
 
「お早いですね‐」
 誰ということなく交わす道行く人の顔には、
 働く喜びの笑み。 

 子供達だけは、
 覚めきれない眼(まなこ)を擦りながら、
 ラジオ体操の会場へ三三五五急ぐ。
 首に下げた出席票が小さな体といっしょにヨタって揺れている。
 「おれ、まだ休んでねー」
 「でも、まじめに体操やってねーじゃん!」
 一時の夏を共に過ごす親戚の子も仲間入りのよう。
 ちょっと喧嘩腰ぐらいが良い。 
 
 八ヶ岳から登る太陽に照らされた高原の街は、
 今日も清々しく、明るい。
 元気に過ごす人々の夏は今。 
                                            
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 台風、一昼夜荒れていました。
 今日長野まで行ってきましたが、松本より北は午後に雨が有った程度。
 諏訪殊に我が富士見では風にモロコシなどの作物が倒されています。
 今年は冷夏。江戸時代だったら飢饉になる気候のようです。
 西日本の皆様、また読者の瀧本さん(宝塚)野村さん(滋賀)台風の
 通り道の近くで大丈夫だったでしょうか。お見舞い申し上げます。

                            (風次郎)
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