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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』 No217
南八つ5月(2012.05.04)
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2012年5月6日
南天寮5月
風次郎
fuujiro3@jcom.home.ne.jp
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今年の冬は寒さが厳しかったし、暮れから正月にかけて、幾つかの葬儀が重なった
し、70歳の坂を上りきっての新たな計画に一歩踏み出そうとの思惑からスケジュー
ルも立て込んで、のんびりと山の寒さを味わいながら滞在して過ごす余裕もなかった。
それでも、厳しい寒さは過ぎ行き、不順な天候のなかに急激な寒暖を織り込みつつ
も初夏をむかえている。
4日に富士見に来た。
1日2日の平日を挟んで大型連休の後半初日となった3日を避けた積りが、4日も
事故と料金所の機械故障が重なって、高速道路は大渋滞。小淵沢のゲートを出るのに
4時間もかかって、東京を早朝出発したのに南天寮に着いた時は1時を過ぎてしまっ
ていた。
しかし、渋滞の中であったが、一斉に芽を吹いた新緑は神奈川、山梨と通過した道
中を問わず、晴れ渡った空に眩しく緑を輝かせていた。
山はまだ、富士や南アルプスは冬山そのもの、雪を厚く纏ったままだ。
八ヶ岳でも山肌の白い筋が冬の名残を見せている。
上の写真は長坂のインターを過ぎた辺りで全く車が進まなくなった時、退屈凌ぎに
運転席から眺めた南八つにカメラを向けてシャッターを切った時のものである。
○
寒さが長引いても春は来る。
そのが春が時として突然のように思われるのは、花が一斉に咲くからであろう。今
年、腑に落ちないのは、いつも5月の連休が見頃である南天寮の桜が、もう散ってし
まっていたことである。今年は東京で10日遅れの桜だったのだから、富士見は5月
の中旬になるのかと思っていたのだがーー。もう1度の花見とはいかなかった。
しかし、一斉に咲いた花たちは、とりどりに個性を競って艶やかに、そして贅沢な
花の季節となって迎えてくれた。
庭先には、赤いモクレンの木が大きくなって、たくさんの花を咲かせている。
幼木の頃、根元を齧る「根切虫」に何度も襲われ保護に苦労したから、この木は可愛
い。もう一本あった「白モクレン」は背丈2mくらいの頃殺られてしまったから。
白いモールを集めてきたようなユキヤナギは最盛期だ。
土手にはヤマブキが、小菊に似た玉状の黄色い花房をつけて並び、芝生の周辺には
ウツボグサの濃い青と芝桜の薄紫が広がる。
春の先鞭をつけた藪椿の残り花が2つ、ベランダの先に見えるが、その向こうに白
樺の木々がすでに葉をいっぱいに開き切って風に煌き揺れているのである。
近くの林に入れば恐らく石楠花も咲いているのではないか?と思った。
いっぺんに夏が来た。
○
汗ばむほどの陽の光の中で、畑作業にかかった。
伸びて目立つスギナを取り除いて畝を立て、ジャガイモの種を播く床をこしらえた。
今年の夏が始まる。
心もち嬉しい気分だ。
(風次郎)
紅モクレン と じなしの花
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