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風次郎の『八ヶ岳山麓通信』No117
少しの緑と春霞の八ヶ岳
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2005年4月29日
陽春
風次郎
fuujiro@jcom.home.ne.jp
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大型連休に入った。もっとも今回からは何も連休でなくたって、世間で言う
毎日が日曜日の身分になったのだから拘ることもないのだが、何となく世間の
動きに連動しないとしっくり行かない気分であるのも事実。
優雅に毎日を楽しむどころか、フリーすぎてうっかりすると体調を壊しそう
な感じだから気をつけなければいけない。
と、そんなわけで世間にあわせて一足早めの28日に愛犬“ナナ”を伴って
南天寮に来た。
4月の始まりは、春の待ち遠しさを駆り立てるほど冷え込みが残っていたの
に、半ばからいきなり初夏を思わせる日和も加わるほど、暖かな日が続いている。
畑をやるにはもってこいだ。
ジャガイモは前回来た時に蒔いたので、今回はネギの苗を植え付け、とおもろこし
の種を蒔いた。
ラジオやテレビでびっくりするほどの陽気だと伝えられ、真夏日を観測した
ところもあるようだから、温まった土をほぐすのも楽で、毎日の午前中を気持ち
良く菜園で過ごす事ができる。
このままスムーズに初夏に移行するとは限らない。おそ霜要注意の季節なので
ある。 畑の隅にある赤木蓮は散り始めたが、ゆきやなぎはモール状の花を揺ら
して庭のあちこちに咲いている。土手のヤマブキの黄色も鮮やかだし、芝桜、
水仙、ウツボグサ、たんぽぽといったあお、むらさき、きいろなど、春の彩が強く
眩しい太陽の光を燦と受けている。
時々鍬を持つ手を休めて、いまだ枯れ芝のままの庭でナナと戯れると、この
花たちに囲まれてすごすひと時の幸せに浸ることができる。
畑にあるタラの芽がちょうど食べごろになっていたので、これを肴にビール
を飲もうと今日から別荘に来ているO氏ご夫妻を誘う。タラの芽はなんといって
も天ぷらが美味い。白樺林に生える山うども、生のまま酢味噌で食べるのに丁
度よい育ちであった。そして、この地ではまだだからと“はな”が東京から持
ってきた筍を煮て、テーブルは旬の香ただようさまになった。
O氏はまだ現役だから連休は貴重だ。今年は2日と6日を休んで、8日まで
ずっとこちらだと言う。
私はどうしようか?
ビールを飲みながら、「しかし人と人が共に上手に過ごすのには、やはり世
間並みの生活リズムの中で、そこに身を任せていくということになるのかなー」
と思う。
八ヶ岳はいつも春霞の中、峯の雪もどんどん少なくなっていく。南天寮の土手を
登って眺める朝日が、八ヶ岳の最南端編笠山の右裾に掛かる季節になってきた。
これが編笠山を越えて、権現岳の稜線に日の出を見るころ、峯の雪は完全に無く
なる。
この冬はあんなにいつまでも雪が降ったのに、と思う。
畑、花、食物も、温かさも、自然の恵みに乾杯!
(風次郎)
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